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東京芸術劇場 コンサートホールの舞台は、中低音が美しく響くよう柔らかな木材を使用しています。さて、何を使用しているでしょうか?
1)ヒノキ
2)カエデ
3)ローズウッド
4)サクラ
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【答え】1)ヒノキ
【解説】東京芸術劇場は1990年10月に開館し、2011年から1年半にわたる大幅な改修工事を行い、2012年9月にリニューアルオープンしました。その際に、コンサートホールの舞台の床をナラ材からヒノキ材に替えています。
この改修では床の素材だけでなく、舞台周辺の壁に「リブ」と呼ばれる音の拡散体を設置したり、舞台上の移動可能な音の反射板をオーケストラの編成に応じて、より好ましい高さと形状に近づけたりしました。音を良くするための工夫は随所になされています。
リニューアル後の音響に対して、オーケストラの弦楽器奏者の方からは「弾きやすくなった」との声が多数届いています。